blooming shades

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  • 2018.04
for Micro Technology

横方向にスライドして開閉するカーテンや、上下方向に開閉するロールスクリーン、棒やコードで板の角度を調節するブラインドなど、窓際の光や視線をコントロールするための設備には、様々な種類が存在する。
それらに共通する「遮断してしまう」ような印象を軽減しつつ、開閉時の動きそのものに魅力を感じてもらいたいという思いから、人の動きや光の量に反応し、「咲く」ように動くブラインドをデザイン。

ブラインドには、カメラのシャッターなどにも使用される高遮光性フィルムを使用。フィルムの一部に切り込みを入れたあと、2層に重ね合わせ、間に形状記憶合金を挟み込んだ。通電すると形状記憶合金自体が抵抗となることで発熱し、フィルムの一部を押し広げて花の形を浮かび上がらせる。

花が開閉する条件は、組み合わせるセンサーによって様々な設定が可能。
日差しが強くなった時や、室内の温度が上がった際に花が自動的に開く設定や、
ミーティングの開始と同時に周囲からの視線を遮断したり、
人が接近することで開いて内部の様子を伺えたりなど、会社の会議室やショップなど様々な場所や用途を想定。

夏は枝葉を広げて強い日差しを遮り、冬は葉を無くして太陽光を落とす、そんな植物にも似た感覚のデザインとなった。

Collaborator : shr, syk
Photographer : Akihiro Yoshida
Filming : Takahisa Araki
Film Director + Editing : mit