cs006

富山県高岡市は約400年の歴史を持つ工芸の街であり、高岡銅器は同市の代表的な伝統的工芸品の1つ。
素材は、鉄、銅、錫、青銅などの合金やアルミニウムと多岐にわたり、加工技術においても多様な
表現方法を持ち、あらゆる鋳物製品をつくることができる。

このカトラリーは、アルミニウムをウレタン焼付塗装で仕上げたもの。
その質感を強調するような丸、四角、三角という抽象的な形にして、持ち手の断面も
それぞれ丸、四角、三角とした。こうすることでカトラリースタンドに立てた時もどれなのかがわかる。

Places:
ミラノ国際博覧会日本館ギャラリースペース
Client:
高岡銅器 for 高田製作所
Collaborator:
Yuki Funakoshi
Photographer:
Hiroshi Iwasaki
2015.05