1830年に創業したフランスの老舗シルバーウェアメーカーChristofle社のために デザインした、星座をモチーフにした コレクション。
複数の点を線でつなぐことで様々な物語を紡いでいく星座のように、桜の花びらを ひとつひとつつないでいくことで 満開の桜の枝を表現。キャンドルやピクチャフレーム、花瓶や小物入れなどギフト性の高いアイテムをそろえた。
「Christofle」の代名詞ともいえるシルバーコーティングをメインとしながらも、ガラスや漆器などの異素材を組み 合わせながら、「桜色」や「うぐいす色」、「藍色」などの日本らしい色合いを積極的に取り入れることで、これまで になかった表現方法を試みた。そうすることで、Christofleのコレクションの幅を広げると同時に、手に取りやすい 価格帯でより身近にシルバーウェアを楽しめる ようになるのではと考えた。
2種類あるキャンドルのパッケージやガラス容器にも同様のパターンをあしらい、ワックスの上には シルバーの花びら を一片のせることで、舞い散った花びらが器に浮かぶ様子を再現したいと考えた。また、手吹きガラス製の花瓶には パターンの形に切り出されたシルバーのクリップを引っ掛けることで、まるで花瓶がネックレス をつけているかのような表現が生まれた。
コレクション名を付ける際は、星座をモチーフにした桜のデザインと、ギフトを通じて人と人とが「つながる」ことから「constellation(星座)」とした。
constellation
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- 2017.09
for Christofle
Collaborator : sykPhotographer : Akihiro Yoshida