恵比寿駅前のフィットネスジムのインテリアデザインとブランド開発。
ヨガや溶岩浴、フィットネスなど、女性向けのコンテンツが充実している所から、カラダを動かすことでキレイになるカンカクをインテリアで表現することに。正面から見ると透明で、斜めから見ると半透明になる視線制御フィルムに着目し、ジムのメイン動線となる50mの廊下の天井にテキスタイルとこのフィルムを組み合わせて使用した。こうすることで、利用者が移動しないとテキスタイル全体の美しさを感じることができない空間になった。本来は見られたくないものや、見たくないものを隠すための素材を、見せるための素材に転用したデザイン提案。
また、最も美しいプロポーションとされる黄金律1:1.618から、キーカラーはゴールド、ネーミングは語呂合わせで「イロイハ」にし、グラフィック全体を黄金律で構成。さらに、いつも理想的なボディバランスを考えている、という設定の、頭が黄金律の四角でできているキャラクターを所々に登場させることで、より身近なブランドイメージを目指した。