into marble

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  • 2018.04
for Marsotto edizioni

2018年ミラノデザインウィーク期間中に市内で開催されたMarsotto edizioni社の展示会場デザイン。

同社が大理石製の家具を専門としていることから、展示台もまた大理石で作ることに。
展示される家具が直線的で硬質なものが多いことから、展示台はこれと対比させて、まるで水たまりのような柔らかい形状にした。エッジには表面張力を感じさせるような丸みを、天面にはゆったりとした波紋を表現。いずれも5軸切削加工機によって削り出され、手作業で研磨加工が施された。

水たまりのような展示台の上に、家具の一部を沈み込むように置くことで、溶け出した家具から水たまりが出来たような、あるいは水たまりの中から家具が出てきているような、どちらとも解釈できる、曖昧な表現となった。
さらに、ダイニングテーブルの天板にボウルが沈み込むといった、展示物同士の溶融も部分的に加えることで、どこまでが展示物でどこまでが展示台なのか、という主従関係性すら曖昧な展示空間が生まれた。

Collaborator : hdr
Photographer : Takumi Ota