nendo : invisible outlines

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  • 2017.05
for CID - GRAND-HORNU

我々は無意識のうちにモノの「輪郭」を目で追い、その輪郭線の「内と外」を識別することで、
そのモノの存在や位置関係を認識している。
それはつまり、輪郭が確認できないモノはモノとして認識することができず、 逆に、輪郭線さえ
見えればそれ以外の見えていない情報まで自然と補完することができることを意味する。
この基本原理に着目し、モノの輪郭線に様々な操作を加えることで、
時にはモノの存在を希薄にしたり、また、時には目に見えていない要素を自然と受け手の頭の中に
生成させたりすることをテーマにした展覧会。
部屋の輪郭を断片的に抽出した「border table」や、
動きの軌跡を可視化した「trace collection」、
紙が持つ様々な状態や表情を輪郭のみで表現した「un-printed material」、
立体物の輪郭を抽出してテキスタイルにした、Jil Sanderとコラボレーションプロジェクト「objectextile」、
そして、色の境界面によって花瓶と水の関係性を再構築しようと試みた新作「jellyfish vase」など、
計79点の作品を集積した。

Collaborator : abe, hdr, syk
Photographer : Takumi Ota