something underneath

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  • 2019.02
for Lasvit

チェコのクリスタルガラスメーカーLasvit社が主催する「Monsters」プロジェクトのためにデザインしたオブジェ。それぞれのデザイナーが考える恐怖や幻想を元に、世界各国の異なる文化の中で形成されてきたモンスターのイメージを形にするというプロジェクト。

日本では「八百万の神」というように、古来より自然現象をはじめとする目に見えないものや説明のつかない事柄に対し、畏怖や尊敬の念から擬人化する文化が根付いていることもあり、あらゆる事象に魂が宿る「妖怪」とも馴染み深い。
この「妖怪」は、時代の流れとともにキャラクター化が進んだことで娯楽の対象へと変化し、日本を代表する「ゴジラ」もまた、核兵器や原子力発電に対する恐怖や、戦後の高度経済成長に対する不安が生み出した「モンスター」と呼べる。

そこで、「見えないもの」「とらえどころのないもの」といった、モンスターを形成する根源的要素をそのままカタチにすることを考えた。まるで一枚の布、あるいは紙のような薄い被膜の一部を隆起させることで、あたかもその中に「何か」が存在しているように感じられる。

小さい何か「something small」、トゲトゲした何か「something jagged」、細長い何か「something long」そして、大きな何か「something big」の4種類をデザイン。
サイズが大きなものは展覧会とともに巡回し、コレクター用の小型のものも合わせて制作した。

Collaborator : rcd
Photographer : Akihiro Yoshida