stir-cup

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  • 2019.06
for アサヒ飲料

1919年の誕生以来、今でも多くの人々に愛され続けている乳酸菌飲料「カルピス」。
本来であれば計量カップ等で原液の量を計って作るものだが、目盛りがなくても原液と水を注ぐだけでおおよそメーカー推奨の比率となるグラスを考えた。

グラスの形状は、丸みを帯びたシルエットの底にドレープをあしらったデザインに。このドレープを利用してグラスを傾かせ、原液をフチまで注ぐと約30mlとなる。一見ランダムに見えるドレープは、どの向きで寝かせても同様の斜度になるように設計した。次にグラスを起こし、液面の輪郭が「花型」から「円」に変わるまで水を注ぐと、さらに約120 mlが測れる。最後に、グラス内側の「ひだ」が液体をかくはんするため、マドラーを使わずにグラスを軽く揺らすことで原液と水が混ざりあい、氷を入れて完成となる。

このように、一連の所作を楽しみながら、「カルピス」を美味しく作れるデザインとなった。
※「カルピス」はアサヒ飲料株式会社の登録商標です。

Collaborator : nrs (product) / mit (moving image)
Photographer : Akihiro Yoshida