trace collection

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  • 2016.05
for Collective Design

5月にニューヨークで開催され、今年で4回目となるデザインフェア「Collective Design」において、毎年1人のデザイナーが選ばれる「Collective Influence」の受賞にあわせてデザインした新作家具 のコレクションとメイン会場のエントランス空間の演出。
私たちが生活する空間内には「動く」ものがある。 それは家具や扉や窓など、日常生活に伴って動くものたち。 目には見えないけど、私たちはそれらの動きの「軌跡」を無意識に知覚しながら暮らしている。 例えば、わざわざドアの前に花瓶を置くことをしないのはそのためである。 空間を設計する人間は、それをより強く意識することが不可欠で、図面上にその「軌跡」を描き示す。 同様の手つきで、そういった「軌跡」を空間内に視覚化することによって、単純なキャビネットに取り付けられた扉が様々な開き方をすることを暗示できないかと考えた。 それ以外にも、垂れている電球が左右に揺れたときの「軌跡」や、照明から照射された空中の光の「軌跡」など。 扉が開いていく「軌跡」をコマ送りのようにして表したレセプション・カウンターも合わせてデザインした。
私たちが普段感じ取っている様々な「軌跡」を視覚化することによって、モノと人との新たな関係性を模索する。trace_collection_sketch