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  • 2017.11
for メガネトップ

「ゼログラ」は蝶番などのパーツを使わずに、チタンの薄い板を曲げて成形して作られているため、その反発力を生かした優れたフィット感と軽さが特徴の眼鏡フレームのコレクション。

2015年にnendoが手がけたゼログラに次ぐ第2弾となるコレクションは、これまでの チタン合金ではなく、柔軟性・耐衝撃性に極めて優れた日本製高機能樹脂素材 「ポリフェニルサルフォン」を使用した「ゼログラ・タフ」を新たに開発。

ただし従来のチタンに比べて、フレーム部分が太くなることで、かけた際に重たい 印象になってしまうだけでなく、折りたためないために収納時にかさばってしまったり、さらに、フィッティング時に掛け心地の調整の精度が劣ってしまうことが課題として 挙げられた。

そこで、それらの課題を解決しつつ、より個性豊かな商品ラインアップ を目指した。 チタンと樹脂、それぞれの利点を生かした「hybrid type」は、従来通りのチタン フレームを採用しながらも、フロントからヒンジにかけての、最も負荷がかかる箇所 にのみ樹脂を使用。 そうすることで、チタンの軽やかな印象とフィッティング時の調整のしやすさを 維持しながら、樹脂の柔軟性を持たせることが可能に。 さらに、チタンと樹脂で色を切り替えたり、透明感のある樹脂を使用することで、 テンプルとフロントが分離し、まるで宙に浮いているような新たな視覚効果も 生み出すことができた。

「folding type」は、樹脂製テンプルの一部分のみ肉厚をそぎ落とすことでフレームが 折り畳めるようになり、通常のメガネケースにもコンパクトに収納が可能になった。 さらに、薄肉になったことで反発力が抑えられ、より柔らかな掛け心地が生まれた。

「flat type」は、テンプル部分をたたむのではなく、樹脂製フレームの柔軟性を生かしてレンズを寝かせるようにして畳める機構のため、専用ケースに収納するとDVDケースと同程度の約19 mmの厚みに。また、フレームの樹脂の弾性によりケースから飛び出すことで、取り出しやすさも実現された。

他にもフレームのタイプに応じたケースが2種類用意され、「一枚の曲げられた素材」というゼログラのコンセプトを踏襲し、非使用時にはカバンの中でかさばらない平らな一枚の板を、 折り曲げるとケースになるようなデザインとした。