07 house of movement

これまでの平面的な幾何学表現から、「対照(秩序と混沌)」(1950)をはじめとする多面体や
分子の構造体を思わせる三次元的幾何学形体、重力の存在を感じさせる作品6点を展示。
02にも似た、ある種の過渡期と捉え、白い壁面に作品を配したシンプルな構成でありながら、
角度や配置などをバラけさせることで空間にある種の不安定さをもたらすことを意識した。
そして、半立体の幾何学的なタイル状のオブジェにプロジェクションマッピングを施し、
家型の方向や奥行きを変化させながら生成と消滅を繰り返す表現によって、
2次元と3次元の狭間で揺らぐ様子を表した。

Collaborator:
Yukiko Tomotsune
Photographer:
Akihiro Yoshida